オーストラリアの医療制度 GPについて GPは、オーストラリアの医療システムにおける、患者さまにとっての一番最初の窓口です。日本語では、総合診療医、家庭医、またはかかりつけ医などと訳されます。GPでは、歯科以外の全ての診察を受けることができます。さくらファミリークリニックは、患者さまとのコミュニケーションを大切にしながら、個人にあった治療指針を提案していきます。 GPでの診察 オーストラリアで病院にかかりたいときは、まずGPで予約を取って診察を受けます。日本と違い、自分で直接専門医へかかることはできません。眼科、耳鼻咽頭科、皮膚科、婦人科系の症状も、まずはGPで診てもらってください。 診断書(Medical Certificate) 怪我や病気で学校や仕事を休む時には、病院の診断書(Medical Certificate)をもらってくるように言われることがあります。診察時に医師に伝えてください。一週間以内であれば、具合が良くなってからの発行も可能です。体調不良のためレポートの提出期限を延長したい場合や、試験が受けられず追試を申請する場合にも診断書の提出が必要になります。 専門医への紹介状 (Referral Letter) 診察の結果、専門医による治療が必要となった場合、信頼のおける評判のいい専門医をご紹介いたします。専門医での診察は全て英語ですが、当院より医療通訳を同行させることが可能ですのでご安心ください。専門医は基本的に予約が取りにくく、診察までに数週間から数カ月かかる場合もあります。 帰国が決まったら 日本での継続治療を希望される患者様に対しては、帰国後の治療が円滑に行えるよう診療記録や紹介状をお渡しいたします。 よくある診察例 当院GPでは、歯科以外のあらゆる疾患についてのご相談を受けております。 (一般内科) かぜ、咳、発熱、膀胱炎、腰痛、頭痛、胃腸炎、めまい、膀胱炎 (皮膚科) ニキビ、発疹、じんましん、皮膚の乾燥 (耳鼻咽頭科)中耳炎、外耳炎、扁桃腺、耳鳴り、鼻炎、ちくのう症 (外科) やけど、骨折、ねんざ、腱鞘炎、いぼの凍結治療、その他の怪我や感染症処置 (産婦人科) 妊婦健診、妊娠前のカウンセリング (婦人科系) 生理不順、不正出血、ピルの処方、性病検査 (心療内科系) ストレス、気分の落ち込み、不眠 (健康診断)子宮頚がん検診、日系企業健康診断、こどもの定期検診 (予防接種)乳幼児予防接種、海外旅行、Q熱、はしか、風疹、百日ぜき、インフルエンザ