オーストラリアでの日本人の性被害について

今回はちょっと重たいトピックですが、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。

オーストラリアは、諸外国の中でも比較的治安のよい国として知られています。楽しい留学生活を夢見てブリスベンに来る方も多いかと思います。ただ、こちらに来てからも平和で安全な日本と同じように行動していると、色々と思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。特に日本人留学生をターゲットにした性犯罪は後を絶ちません。

日本から来たばかりの場合は、外国にいるとハグやキスが当たり前なのかも?と誤解して、相手の過度なスキンシップを何となく受け入れてしまうケースもあります。過度に馴れ馴れしい人には、ボディタッチは嫌だからやめてください、とはっきり言いきってしまって全く問題ありません。NO、と意思表示をしていくのは自分を守ることにつながります。

性被害にはいろいろなケースがあります。いくつか例を挙げてみましょう。

  • ホームステイのパパが後ろからハグしてきた。ママに報告したらお前が悪いと言われ家を追い出された。
  • ホームステイの家族のおじいちゃんが、太ももを触ってきてお札を渡してきた。良くしてくれる家族にはとても言えない。
  • ホームステイ先の高校生の息子に、風呂場に隠した携帯で裸の動画を撮られた。ホストマザーからは警察に行かないでと懇願される。
  • 単身赴任のいわゆるエリートさんと飲み会後、友達と二人で家呑みに誘われて、同意なく襲われた。ちゃんとしている日本人だからと油断していた。
  • マッサージのバイトでお客さんにレイプされた。事後にお金を投げつけられた。その後妊娠が判明。
  • 友達とご飯に行って、その後車の中で無理やり襲われた。
  • ホームパーティーで泥酔、記憶のないまま友達の友達からトイレで襲われた。翌日アフターピルを飲むようテキストが来て発覚。
  • 大家さんが色々と良くしてくれる。でも最近セックスをさせてくれたら家賃をタダにしてくれると言ってきた。
  • ファームで楽な仕事をくれる既婚の上司が、スキンシップを要求してくる。仕事がないと困るためとても断りにくい。

病院まで来て言いにくいこと、思い出すのも嫌なことを医師に話してくれるのは本当に氷山の一角です。酷い目にあって辛い思いをする方を減らすには、まずはそういう被害が実際に起きているということを認識してもらうことが大切です。そして、自分も性被害に合う可能性があるということを理解したうえで、性被害のリスクを減らすにはこれからどう行動すればいいのかを改めて考えてみてください。

何かあったら、一人で悩まずに周りに相談してください。警察に匿名で相手のことだけ通報することも出来ます。病院では、女医さんに診てもらえるようにお願いできます。性病検査もPTSDの治療も専門家のカウンセリングも受けられます。絶対に、被害を受けた方には全く非はありません。力になりたいと願っています。

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